こんにちは、transです。
今回は、価値観が変わる野球マンガを3つ紹介しようと思います。
筆者は、小学1年生から野球をやっていましたが、これらのマンガに出会ったことで野球に関する価値観が大きく変わりました。また、この価値観は日常生活でも使うことができるので、そういった面でも価値のある記事だと思っています。
それでは行きましょう!
1、ONE OUTS
LIAR GAMEで有名な甲斐谷忍先生の作品です。
ストーリーとしては、天才勝負師である渡久地東亜(とくちとうあ)が、不運の天才打者である児島弘道(こじまひろみち)との勝負をきっかけに、弱小球団である埼京彩珠リカオンズを優勝へと導くものです。
このマンガの面白さは色々とありますが、まず何と言っても主人公の渡久地東亜が、MAX130Km/hのストレートしか投げられないが、相手心理の裏を読み抑えてしまうところであります。いくら球が早くて、変化球が多彩であっても勝てるわけではないというのが、この漫画の面白いところであると思います。
本質をとらえた渡久地の発言にも注目して読んでいただけたらと思います。
また、渡久地とオーナー彩川とのワンアウト取るごとに500万円プラス、1失点取られるごとに5000万円マイナスというワンナウツ契約を巡ったマネーゲームも注目ポイントのひとつです。
最後に渡久地東亜の名言をいくつか紹介して、日常生活に活かすための解説をして、この項目は終わりにしようと思います。
発想を変えろ
イカサマはやらせとけ
イカサマを武器にするものは必ずそのイカサマで自分の首を絞める
これは勝負の常道だよ
発想の転換の大切さを伝えている名言ですね。
原作では相手のイカサマを逆に利用して自分のチームに有利な状況にしていきます。
日常生活でも同じです。結果が出ている人に対して不平不満ばかり言っていませんか?世の中は不平等なのです。勝てる人間になるためには常につけ込めるスキがないか伺うしかありません。ピンチは最大のチャンスなのです。このことは忘れないでください。
マグレの一勝より遥かに価値のある一敗はある
お前らは肝心なことを忘れている
お前らが戦っているのはトーナメントではない
リーグ戦だ
トーナメントとリーグ戦では決定的に違うことがある
それはリーグ戦では敗北が許されている…ってことだ
今日勝った者が勝者ではない
最終的により多く勝った者が真の勝者となる
死ねるのだお前たちは
だからペナントレースでは「いかに勝つか」と同様
「いかに死んだか」が重要なのだ
失敗したときに思い出して欲しい名言です。敗者は失敗を失敗としてしか受け入れません。しかし、勝者は失敗を成功するための過程や財産にします。失敗から出来るだけ学ぶのです。そして、失敗より多く成功して勝てる人間になって下さい。
銀の食器を壊したヤツは金の食器を買って返すのさ
悪臭を撒き散らす工場の社長は、その工場の煙突のすぐ横に屋敷を構えるのさ
それが責任をとるってことだ
責任を取ることの大切さを語った名言です。皆さんの上司でも表面上の謝罪で済ませる人は多いと思います。そんな人間はハッキリ言ってクズです。表面上の言葉ではなく態度で示さないといけません。特に、上に立つ人間がそうであるほど、その組織は強く鋭いものになると思います。
筆者も上に立つ立場になったら尚更、この名言を意識していこうと思います。
2、ラストイニング
ストーリーとしては、かつて名門と言われた私立彩珠学院高校野球部(以下彩学野球部)に所属していたポッポこと鳩ヶ谷圭輔(はとがやけいすけ)は、準々決勝で「大切なのは勝ち負けよりも高校生らしいひたむきさ」と主張し、敗北の原因を作った審判の鶴ヶ島を殴ってします。審判を殴るという前代未聞の大問題を起こした鳩ヶ谷は、その後、インチキセールマンとして結果を残していました。しかし、上司に騙され逮捕されてしまいます。そのときに、当時監督で、現在彩学の校長をしている狭山滋明(さやましげあき)に、弱小となった彩学野球部を1年で甲子園に連れて行くことと引き換えに保釈金を払ってもらいます。これをきっかけに、鳩ヶ谷は弱小となった母校を1年で甲子園に出場させるために奮闘するといったものです。
このマンガの面白さは、鳩ヶ谷が元セールスマンということもあり営業に当てはめて考えることができる場面が多い点にあります。
また、先ほど紹介したONE OUTSは対個人の心理描写が多いのに対し、ラストイニングは対集団の心理描写が多いのも魅力のひとつであります。
最後にラストイニングの名言をいくつか紹介して、日常生活に活かすための解説をして、この項目は終わりにしようと思います。
勝率9割9分のチームにも、0割8分のチームにも甲子園出場の可能性はある
鳩ヶ谷が彩学OBに対して言った名言です。
ここから言えるのは可能性は低いということは可能性が0ではないということ、逆に、可能性が高いということは絶対ではないとということです。どんなに困難なことであっても可能性が0ではない限りは頭を使って必死に進んでみて下さい。活路が見出せるかもしれません。逆に、ほぼ絶対的なことがあっても100%ではない限りは油断せずに最後まで、しっかりとやり切って下さい。
いいか、奇襲ってのは2回続けるからこそ奇襲になるんだ!!
原作では、奇襲は1回ではなく、2回続けることにより相手を混乱させることかまできるということで言われてます。しかし、筆者はこれを連続させて成功させるというように捉えました。具体的には、誰でも1回くらいは成功します。しかし、一流の人間は立て続けに何度も成功します。ここが、三流と一流の差だと思います。1回の成功で満足しないでください。成功は続けるからこそ成功なのです。現状に満足せずに日々精進していきましょう。
お前らに野球が上手くなる方法を一つ教えてやる!!今後一切、下手な奴と口をきくな!!
下手は伝染(うつ)る!!
一緒に練習すると上手い奴ほど下手に気を遣って相手のレベルに合わせちまうからな!!
引退した3年生が練習に来たときに、鳩ヶ谷が選手たちに言った言葉です。少し残酷でありますが、これは紛れもない事実です。
常に高いレベルの環境にいれば、それに合わせようと必死に動きます。しかし、レベルの低い環境にいれば、今の現状に満足してしまい成長が止まってしまいます。また、レベルの高い人間だけと接するとミラーニューロンの法則から自分も、その人と同じような行動や考え方を持つことができます。
皆さんもレベルの高い環境で常に自分を磨き続けましょう。
3、クロカン
ドラゴン桜で有名な三田紀房先生の作品です。
ストーリーとしては、クロカンこと黒木竜次(くろきりゅうじ)が、あと一歩で甲子園という桐野高校を甲子園に導くために、OB会や後援会の衝突などの問題に立ち向かい、奮闘するといったものです。その後も、予想ができない展開が続くのですが、それは読んでからお楽しみにしてください。
この作品の面白いところは、ドラゴン桜もそうなのですが本質をとらえて、本音が語られているところです。少し極論な部分も多いのですが納得できることが多く勉強になる作品です。この本質をとらえた極論をいくつか紹介して、この項目は終わりにしようと思います。
勝つってことはな
与えられるものじゃねぇ
手汚して 血みどろになって
つかみとるもんだ
何かを得るためには、何かを犠牲にしなければなりません。これをよく表している言葉だと思います。
「お金持ちになりたい」、「人から認められたい」、「有名になりたい」など人によって、多くの願望があると思います。しかし、ただ願っているだけではありませんか?それでは一生叶いません。負け組です。行動してください。その目標に他のこと全てを犠牲にしてでも向かって行動してください。
成功は決して美しものではありません。残酷で、苦痛な果てに得られるものなのです。
てめえの都合のいいようにまわりが何でも揃えてくれて
環境がちゃんと整わなきゃ動けねえのか!
てめえの力で
てめえの前の道を切り開くってことはねえのか!
自分で考えろということがよく表されています。
筆者も昔は、人に言われたことしかできずに、ただの良い子をやっていました。しかし、それでは駄目なのです。自分で創造して、自分で決めて、自分で行動するしかないのです。
何かやりたいことがあるけど迷っている人はいませんか?今がチャンスです。さあ始めましょう。
人間に能力の差があることは明白だ
だが…そこに立ち向かうところに努力とチャレンジ精神が生まれるんだ
平等ってのはな、力が全員同じってことじゃねぇ
全員が力を出し尽くすチャンスを等しく与えられてるってことだ
世の中が不平等であり、平等であること良く表している言葉だと思います。
能力や見た目、声、考え方などは人によって大きく差があります。確かに、これは不平等です。しかし、法律と倫理さえ守っていれば誰でも好きなことができます。それは平等です。誰でも会社を立ち上げて成功するチャンスは平等にあります。
日々、努力とチャレンジ精神を忘れないでください。
~まとめ~
いかがでしたか?
「ONE OUTS」、「ラストイニング」、「クロカン」この3作品を読めば、価値観が大きく変わると思います。
暇であれば是非ご覧ください。
今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。