こんにちは、transです。
今回は、コールドリーディンについて書いていこうと思います。
コールドリーディンとは、
コールド・リーディング(Cold reading)とは話術の一つ。外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術である。「コールド」とは「事前の準備なしで」、「リーディング」とは「相手の心を読みとる」という意味である。
引用:Wikipedia
上記に示したようなテクニックのことです。
コールドリーディンは、仕事のような交渉は勿論ですが、友情や恋愛などの日常生活にも応用することが可能です。しかし、かなり効果があるテクニックなので、悪用は厳禁です。正直、詐欺師や悪徳商法にも用いられているので、そのようなことに騙されないという目的で読んでいただいても良いと思います。
今回は基本的な5つのテクニックをご紹介します。最後まで、楽しんでください。
それでは行きましょう!
1、バーナム効果
バーナム効果と誰にでも当てはまる曖昧なことを言い、あたかも言い当てたように錯覚させるテクニックです。
例えば、
「あなた今、悩んでいることがありますね?」
「公園が見えます。もしかして、あなたの住んでいる家の近くに公園がありませんか?」
というようなことです。
冷静に考えれば分かると思いますが、どちらも当たり前です。悩みが無い人間はいません。公園も近くといいますが、非常にあいまいです。近くは人により尺度が違うからです。しかし、当てはまっているので、言われた本人は、その人のことをすごいと錯覚し、信頼を得ることができます。
応用例としては、
どこかを探してそうな人に「○○おさがしですよね?」と声をかける
営業において「○○でお困りではないですか?」と質問する
などです。しかし、バーナム効果は当てはまらないと逆効果なので、キャッチ(客引き)はいいですが、営業で使うなら、しっかりと観察し、調査することが大切です。
2、ダブルバインド
ダブルバインドとは、選択肢を2つ以上提示して、Yes or No ではなく、その選択肢の中から選ばせやすくするテクニックです。
例えば、デートを誘う場面で
「おいしいイタリアン見つけたんだけど、今度行かない?」というより
「おいしいイタリアンと中華の店見つけたんだけど、どっちが行きたい?」
と誘ったほうが成功率が上がるということです。理由は簡単で、前者だと、行くか、行かないかの2択です。そうすると相手は断りやすくなります。しかし、後者は、イタリアンか、中華の2択です。そうすると相手は断りにくくなります。このように選ばせているが、自分の良い方向にもっていくことが可能です。相手も選択肢を与えられて、自分で回答を選んでいるので強く言うことができません。
応用例としては、
居酒屋の交渉で「飲み放題付けられますか?」(居酒屋に行く方向に持っていける)
商品の紹介で似たような商品をいくつか提示する(商品を購入する方向に持っていける)
などです。実践しやすいので、ぜひ使ってみてください。
3、アンビバレンス
アンビバレンスとは、印象とは逆のことをいうことによって、深くにある自分を見てくれると錯覚させるテクニックです。
例えば、
おとなしそうな人に、「意外と無邪気で少年の心を持ってますね」と言ったり
可愛い見た目の人に、「見た目と違って、意外としっかりしてますね」と言ったり
などです。
人間は、必ず二面性を持ちます。いつも多く出ている反面を指摘すると、無意識レベルの自分を見られているようで、心理的に信頼し、親近感が出てきます。
応用例としては、
直接商品を購入させるのは難しいので、交渉時の雑談などで取引先のお客様と信頼関係を築くときに使うと良いと思います。
4、愚痴を聞く
4つ目は愚痴を聞くです。
愚痴を言うということは、そこに不満が多くあるということです。そこに、チャンスはあるのです。その不満を解決するような糸口を提示してあげればいいのです。なので愚痴を引き出して愚痴を聞きましょう。また、愚痴を聞くことで、その人のことを頼りになる人や話やすい人のように錯覚させる効果もあります。
応用例としては、
何か話したことに関して「大変ですよね?」や「意外と大変ですよね?」ということです。
これによって不満の糸口が見つかり、相手のニーズやウォンツを見つけやすくなります。
5、おだてる
最後は、おだてるです。
4つ目の愚痴を聞くとは逆で、おだてて、いい気分にさせたところで、相手の本音を引き出すテクニックです。また、褒められて嫌な気持になる人間はいません。これにより良い人間関係の構築に使うこともできます。
基本的な応用例や原理は愚痴を聞くと変わらないので詳しい説明は省略しますが、愚痴を聞くと併用することをお勧めします。
~まとめ~
いかがでしたか?
今回は、コールドリーディンの基本テクニックを5つ紹介しました。できそうなものから実践してみるといいと思います。しかし、仕事以外で使うと人間関係がつまらなくなってしまうこともあるので使いすぎには注意してください。
あと、何度もいいますが悪用はしないでください。
この記事を読んで1人でも多くの人が成長していただけたら幸いです。
今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
[…] 詳しいことは、コールドリーディンについて別記事を出すので、そちらを合わせてご覧ください。 […]